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ヨガで心を健康にする10の方法|【ヤマ・ニヤマ】日常生活で「するといいこと」「してはいけないこと」

ヨガは体だけでなく心も健康になれる?!日常生活に取り入れるヨガの教えとは?心を健康にする10の方法




ヨガとは

ヨガ(ヨーガ)とはサンスクリット語(インドの古い言葉)で「ユジュ」といわれ
「繋がり」「結ぶ」を意味します。
心と体と魂を結び、調和をとっていきます。
ヨガは体を動かし呼吸に合わせてポーズをするイメージがあると思いますが
ただ体を動かすことだけがヨガではありません。
ヨガの経典「ヨーガ・スートラ」では「ヨガとは心の動きを抑制することである」といわれ、
揺れ動く心をコントロールし、心を安定させることがヨガの目的であるといわれています。

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ユニコーン

ヨガってただポーズをするだけじゃないんだね!なんだか奥が深そうだ!✨


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バビロン先生

そうじゃ!ヨガは体だけじゃなく心も健康になるんじゃぞ!


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ユニコーン

えっ?バビロン先生ヨガに詳しいんですか?

心を健康にするために

ヨガはマットの上で体を動かすon the matと
マットの上以外で行うoff the matがあります。
on the matはいわゆるアーサナ(ヨガのポーズ)のことを指します。
そしてoff the matはマットの上以外、日常生活で行うべきヨガになります。
生活の中にヨガの教えを取り入れることでありのままの自分を受け入れることを学び、自己肯定感が高まり今ある幸せに気付くことができるので心も健康になっていきます。

ヤマ(禁戒)してはいけないこと

ヤマは日常生活の中で「してはいけない」5つのこと

アヒムサ(非暴力)

アヒムサーとは人も自分も傷つけないこと
疲れているのに体を休ませずに無理して働くことも自分の体を傷付ける行為です。
人を言葉で傷付けることや、頭の中でも人を傷付けること、そして自分を責めることも自分への暴力になります。
自分も相手もあるがままを受け入れていきたいですね。

サティヤ(正直)

サティヤとは嘘をつかない、自分にも人にも誠実でいることです。
知らないのに知っているふりをしたり、自分をよく見せようと本当の自分を偽ったり、嘘の自分を演じていると良心が痛み心が不安定になっていきます。
体が疲れているのに、疲れていないと自分に嘘をつき働き続けることは自分への暴力(アヒムサー)にも繋がります。
自分の心に正直になり、本当の自分でいられると心は安定していきます

アスティーヤ(不盗)

アスティーヤとは盗まないこと。人の所有しているものや名誉、他の国の土地を奪うこともそうです。
待ち合わせの時間に遅れて相手の時間を奪うこともアスティーヤになります。
たまたま行ったカフェでのんびり読書をしていたら、隣の席に座った女性同士の会話の中に、人の悪口や会社の愚痴などをいってるのを聞いたことがありませんか?
「せっかく気持ちよく読書していたのに、、」と、こちらも嫌な気分になってしまいますよね。
愚痴などをいって人の幸せな時間を奪うこともアスティーヤになります。

ブラフマチャリヤ(禁欲)

ブラフマチャリヤとはなにごとも「し過ぎない」こと
元々ヨガは男性が行っていたため、ブラフマチャリヤは男性向けの行いで性欲によってエネルギーを無駄遣いしないことといわれていました。
現代ではパートナー以外の異性とむやみに性的関係をもたないことといわれています。
パートナーに誠実でいることはサティヤにも繋がりますね。
性欲だけではなく、物欲や食欲なども度を過ぎないことです。
欲に支配されずにコントロールしていきたいですね。

アパリグラハ(不貧)

アパリグラハとは「もっと、もっと」と必要以上にむさぼらないこと、執着しないことです。沢山の物やお金が増えるとそれらを失うことの怖さから手に持っておこうという執着が生まれます。物に執着しないためには、断捨離を繰り返していくと本当に自分の必要なものがなんなのかが分かってくるでしょう。人間関係や恋愛での執着も、自分が満たされてないから心を満たしてもらおうと、もっともっとと相手に求めて執着し、思う通りにいかないと落ち込んだり。。相手にこうして欲しいというのは自分のエゴであり、相手も自分も苦しめます。外側に求めるのではなく自分の内側を満たしていくことが必要です。これはニヤマの教えのサントーシャに繋がります。

ニヤマ(勧戒)行うべきこと

日常生活で「積極的に行うべき」5つのこと

シャウチャ(清浄)

シャウチャとは心と体を浄化し清らかにすること。身体を綺麗に保つためには添加物や有害物質の入ったものは避けることです。
「部屋の乱れは心の乱れ」というように、内側が乱れていると外側も乱れていきます。部屋が汚いなと思ったら、心が乱れている状態かもしれません。To Doリストなど紙に書いて頭の中を整理するのもいいでしょう。

サントーシャ(知足)

サントーシャとは今ある幸せに目を向けること「足るを知る」ということです。
今すでに与えられているものに目を向けます。当たり前だと思っていることも、実は当たり前ではなく、今ある環境、仕事、家族、パートナー、、全て感謝すべきものです。今与えられているものの価値を理解し、それに満足し、今すでに持っている幸せに気付いていきましょう。

タパス(苦行)

タパスとは鍛錬すること欲望や感情に対して強い意志を持って立ち向かっていくことです。
日常生活でのあらゆる問題や試練を受け入れて、成長していきます

ただ自分を追い込みすぎてアヒムサーに反しないように気をつけましょう。

スワディアーヤ(読誦)

スワディアーヤとは成長するために日々学び続けることです。もとはヨガの聖典とされる、「ヨーガ・スートラ」や「バガヴァッド・ギーター」を読むこととされていました。
気付きとなるための本を読んだり、自分を成長させるために必要な勉強をしていきましょう

イーシュワラ・プラニダーナ(信仰)

イーシュワラ・プラ二ダーナとは自然の摂理を理解し大いなる力に身をゆだねることです。変えられないものを受け入れ、自分でどうにかしようとするのではなく、大いなる存在に身をゆだねていきます。
「私」というエゴを消滅させ、大いなる存在を完全に信頼していきます。

まとめ

ヤマ・ニヤマの教えはあまりよくない習慣や癖、思考を見直して心をスッキリとさせておくための練習で、自分を磨き高めていくヨガの道であります。
これらを実践すると自分や相手をありのまま受け入れることができ、自己肯定感も高まります。
悩みから解放され心が自由になっていくのです。
ヨガのゴールは本当の自分を理解することで、自由で強くしなやかな自分自身でいることです。
日々心を健やかに保って、そして何にも縛られることなく心が自由でいられるように、ヤマ・ニヤマを実践していきたいですね。

マナルカヨガライフのHarukaです。 ヨガの習慣で人生が豊かになる方法や、心と体のケアの方法をBLOGやYouTubeで発信しています。

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