ヨガニードラってどんなもの?|ヨガニードラの効果や方法について
ニードラはサンスクリット語で「眠り」という意味があり、ヨガニードラは眠りのヨガといわれている。眠りのヨガはどんな方法でやるのか、どんな効果があるのかご紹介します。
ヨガニードラ
「眠りのヨガ」といわれるヨガニードラは
ヨガの最後に行うシャバーサナとよばれるポーズ(あおむけの姿勢)で行います。
眠っているようで意識は目覚めている状態で「まどろみのヨガ」ともいわれている。ヨガニードラはヨガの技法であり、瞑想法のひとつ。
ヨガは体を動かして色んなポーズをするイメージがあるかもしれませんが
それは「アーサナ」とよばれるヨガの技法のひとつになります。
そもそも古くからのヨガは瞑想をするものが主体で、瞑想をする時に正しい座法がとれるよう、柔軟性を高めたり必要な筋肉をつけるためアーサナが生まれたといわれています。
瞑想は感情や思いと自分自身とを一体化せず、その起こっている状況や自分の感情を客観的にみて
心の余裕を養う練習といわれています。
瞑想法とヨガニードラの違いは、ヨガニードラはインストラクターのガイダンスがあることです。
瞑想が初めてでも、ただインストラクターの声に耳を傾けて体の各部位に意識を移していくだけなので
初心者さんにはとてもおすすめです。
ヨガニードラのやり方
① シャバーサナ
仰向けの姿勢で行います。仰向けの姿勢がつらい方は横向きになったり、お膝の下にクッションや枕を敷いてあげても構いません。
心地のいい体の状態や周りの環境を整えていきましょう。
② ボディスキャン瞑想
インストラクターのガイダンスに耳を傾け、体の各部位に意識を移していきます。
③ 呼吸の調整
ガイダンスを聞きながら呼吸に意識を向け、呼吸をただ感じていく。
④ ガイダンスを聞きながら、感覚や感情を感じたり、好きな場所にいるのをイメージしてリラックスしていく。
⑤ サンカルパ
サンカルパ(大願=自分の願い)を唱える。達成したいことや、前向きな言葉を自分自身にかける。
私が感じたヨガニードラの効果
私がヨガニードラを体験してみた時の感想は、誘導されるがままに意識を向けるだけなのでやりやすいと感じたのと
ガイダンスがあることで落ち着いてリラックス出来ました。
そして私はヨガニードラを初めて受けたとき、ものすごく不安感が強い時期だったのですが、受けたことによって安心感を得られたことや心の重荷が軽くなったと感じました。
ずっと自分を責めたり否定し続けてたのに気付かずにいて
ヨガニードラを受けて自分を否定してたことに気付けたのです。
自分に対して暴力してた自分自身を許すことだったり、否定しなくてもこのままの私でいいんだと思えたこと
自分の全てを許し受容することで重荷が外された感覚がありました。
自分自身でかけてた重い足枷がふっと自然と外されたような、そんな感覚です。
それからいつか自分もヨガニードラが出来るようになって悩みや苦しみを抱えてる人たちの助けになれたらと思い、現在ヨガニードラを伝えています。
みなさんがヨガニードラでたくさんの恩恵を受けられますように。
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